小児タッチセラピーのオンライン講座に参加して

最終更新: 2020年7月2日



先週から、Liddle Kidz®Foundation 小児タッチセラピーのオンライン講座に参加しています。


今回のオンライン講座のテーマは、

「自閉症・ASD」

「ダウン症候群」

「脳性まひ」

「感覚統合」

「メンタルヘルス」

「トラウマをもつ子ども」

生まれてくる赤ちゃん一人ひとりがユニークで、サポートも様々です。

これまで、医療ケアが必要なお子さまを含めたスペシャルニーズのあるお子さまとそのご家族に関わってきた経験もあり、ベビーマッサージを始めてからも、相談を受けることがあります。


オンライン講座では、日本はもちろん世界各国からのたくさんの参加者がいらっしゃって、週に1度1テーマずつ、みなさんと一緒に共有しながら受講をしています。私からも、必要としている方々にお伝えしていけるように、学んだことを深めていきたいと思っています。「自閉症・ASD」「ダウン症候群」の2つの講座は既に開催されて、他のテーマについてもこれから受講する予定にしています。


Liddle Kidz®Foundation のティナ・アレン先生は、私が、ベビーマッサージ を学んだ先生ですが、彼女は、作業療法士でもあり、医療ケアが必要な子ども達とそのご家族が抱える肉体的・精神的な悩みに関する知見も深く、20年以上にわたり、子どもに特化したタッチケアの研究指導をされています。実際にそうした子どもたちにもタッチセラピーを施し、タッチを育むことの多くのベネフィットについて世界中の家族や医療専門家に伝え続けていらっしゃいます。そういったティナ先生のご経験のお話も随所にある講座では、タッチでサポートできる領域の広さを感じさせられます。


タッチやマッサージは、すべての赤ちゃんや子どもたち、そして、お世話をする人にベネフィットをもたらしてくれるギフトだということを改めて感じています。


*赤ちゃん、子どもを尊重するということ

*一人ひとりの症状やその日その時の状態を把握すること

*特有の症状と禁忌事項を理解しておくこと この3つは、基本的なことですが、とても大切なことです。

例えば、癇癪(かんしゃく)などをおこしている最中には、タッチやベビーマッサージをすることよりも、適切な対応、望ましい関わり方や過ごし方があったりします。

タッチやベビーマッサージなどを始めるときには、必ず、赤ちゃんや子どもの“許可”をもらってから始めるのですが、その許可がもらえない状況で始めてしまうことは、適切なタイミングともいえません。


“許可をもらうこと”には、赤ちゃんや子どもを尊重する気持ちがそこにあります。

これは、とても大切なコミュニケーションの一つとなっていきます。


言語だけではないコミュニケーションの取り方や、表情やサイン、体全体の状態の観察の仕方、今この子がどうしたら心地よくタッチやベビーマッサージを受け入れてくれるかなど、クラスの中では、ヒントやアイデアも含めて、必要に応じてお伝えするようにしています。

赤ちゃんや子どもたちは、たとえ5分という短い時間でも、質の高いタッチをどんどん記憶していくそうです。質の高いタッチって、どんなタッチなのでしょう?なんとなく考えてみるだけでも、気づくことがありそうですね。

赤ちゃんや子どもたちは、好きなこと、楽しみにしていること、心地いいことに期待してくれたり、サインを出してくれたりしています。本当によくわかっています。


診断名、症状や問題にフォーカスしがちになりますが、それらを補完するシステムを育ててあげることも、とても大切です。


定期的におこなうタッチやマッサージは、体の機能、神経、心の発達をよりサポートすることにも、お世話をする人との信頼関係を築くことや、自分と他人との適切な境界線を築くことにも繋がっていきます。それは、日々の生活の中で、姿として見せてくれることがあります。そんな時に、成長や絆を感じさせてもらっているように思います。


お世話をする人も、赤ちゃん・子どもたちも、日々の暮らしが健やかでありますように。




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