今日は、寒さ極まる「大寒」の日。
二十四番目の節気で、一年でいちばん寒い時期へと入りましたが、寒い中にも、少しずつ春の気配も感じられます。
神戸も、年末から年始にかけて、雪が降る日もあり、山の方では、積雪もありました。昨日も、窓の外では、雪が舞っていて、寒い日は、もうしばらく続きそうですが、大寒が終わると、春のはじまり「立春」を迎えます。
この冬、
初めて雪に触れた子どもたちは、どんな風に感じていたのでしょうね。
自然や身近な事象に好奇心や探究心をもっている子どもたちは、日々の様々な偶然な出会いを、敏感な感覚を通して、認識していきます。
感じ方や、表現の仕方は、一人ひとり違います。“どんな風に、感じているのかなぁ〜”と、観察してみてください。その子らしい姿に、出会えると思います^^
全身を介して、自然と触れ合う体験は、子どもの心を癒すだけでなく、驚いたり、美しさに感動したりする気持ちも子どもに抱かせて、その不思議さに魅せられる中で、心動かせられながら、様々な気付きを得ていきます。
そして、体験を通して知っていることが、例えば、絵本に出てきたりすると、“!”と、指をさして、教えてくれたりもします。
体験を通して知っていることや、伝えたい気持ちが表れ始めると、
“子ども - 身近な人”、“子ども - 対象や出来事”の二項関係から、
“子ども、身近な人、両者が共有する対象や出来事”からなる三項関係が生まれてきます。
これは、コミュニケーションの手段としてのことばの土台となっていきます。
ことばは、子どもが、身近な人と一緒に過ごす生活の中で、自らからだを動かしながら、獲得されていくのだということが、よくわかります。
ベビーマッサージをしている時もまた、全身を介して、ふれあう体験を、子どもたちはしています。目と目を合わせて、ことばをかけてもらいながら、赤ちゃん自身が、心地よいと感じていることの積み重ねは、表現、発する声や、ことばにも、繋がっていくのです。
さて、1月に入り、兵庫県も、緊急事態宣言発令中ということもあり、昨年に引き続き、Peace blossomsでは、只今、プライベートクラスのみの受付を行っております。(ご夫婦で参加ご希望の方は、一緒にご参加いただけます。)
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に関しましては、お知らせページをご確認いただきますように、よろしくお願い致します。
ベビーマッサージは、もちろんのことですが、赤ちゃんとご一緒に、無垢の木の床のほっこりとするお部屋へ、“ほっこりリラックスしに行こう〜”というような感じで、お越しいただけたらと、思っています。
リラックスすると、ゆったりとした深い呼吸になっていき、心拍も落ち着いてきます。
自律神経の働きにも関わりがある呼吸が、リラックスしている状態でしっかりとできている状態であることは、交感神経が優位になりがちなお世話をする人にとっても、とても大切なことです。
赤ちゃんの呼吸の回数は、1分間に約40~50回。
脈拍は1分間に120回もあり、大人の約2倍です。
赤ちゃんは、胸のまわりの筋肉が未発達なため、腹式呼吸をしています。
また、口で息を吸ったり吐いたりが、まだ上手にはできません。
そのため、鼻呼吸が主になるのですが、鼻道が狭くて鼻がつまりやすいのも赤ちゃんの特徴です。
おてあてBaby Massageクラスでは、鼻がつまりやすい赤ちゃんのためのケアもお伝えしていますので、是非、ご参加ください。
私たちのからだは、人にやさしく触れられると、不安、心配、ストレスや痛みを癒します。
心理的にも安定感をもたらす感覚というのは、身体感覚にも結びついていっています。
触れられることの心地よさや安心感で、リラクぜーション反応も深まり、自律神経系、内分泌系、免疫系のバランスも循環しながら調っていき、そして、また、からだの源にある流れと調和している状態へと戻っていくことで、健やかな状態を保っているのも感じます。
お世話する人もリラックスしながら、赤ちゃん、家族、周りの人が、より愛おしい、そして、一緒にいることがより楽しいと感じられることが、Peace blossomsにお越しいただくことで、相乗効果として生まれたら、それは、私も、とても嬉しいことです。
緩やかに和む穏やかなひとときを、ご一緒できることを楽しみにしています!
〜お世話する人も赤ちゃんも、日々の暮らしが健やかでありますように〜
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