初夏を感じる季節になってきましたね🌼
今年は、例年に比べて早い梅雨入りとなりました☔️
汗もじんわりとにじむようになってきましたね...。
赤ちゃんの汗腺の数は、大人と同じ数だけあることを、ご存知でしょうか?
その数は、200万個以上になります。
汗のかきやすいこれからの季節は、こまめに汗を拭いてあげたり、お着替えをしてあげたりして、赤ちゃんが、心地よさを感じて過ごせるようにしてあげることで、ストレスを緩和してあげることも大切です。
夏の場合は、
適切な温度は26℃~28℃
(外気温との差が-5℃以内が目安)
適切な湿度は40%~60%だと言われています。
また、新生児・乳児は、体温調節機能が未熟なので、体内の水分と塩分のバランスも崩れやすく、脱水症状や、その他の不調を、これからの季節は、特に、引き起こしやすくなります。
今回は、赤ちゃんが、脱水症状にあるのかどうかのチェックポイントを、⑤つお知らせします。(心配な時は、必ず、かかりつけの病院で、受診をしてくださいね。)
①おしっこの量と色に変化がないかどうか。
いつもと比べて、おむつが濡れる回数が少ない時は、脱水症状を気にかけましょう。
新生児・乳児は、腎機能が未熟です。
体内の水分が足りない時には、濃いおしっこになり、
また、水を飲み過ぎると、薄い尿になります。
下痢や嘔吐などの影響で、摂取水分量が低下すると、容易に脱水状態になりやすくなります。
②いつもより、母乳・ミルクや、水分を摂りたがる。
③大泉門(頭の上にある頭蓋骨の隙間)が、凹んでいないかどうか。
脱水時には、凹んできます。
普段から、頭に優しく触れて、大泉門 の状態を知っておく必要があります。
④皮膚が乾燥していないかどうか。
皮膚には、水が貯蔵されていますので、脱水時には、乾燥してきます。
⑤体重が減っていないかどうか。
子どもは、体の中の水分含有量が多く、
新生児は、約80%
乳児は、約70%が水です。
(大人は、体重の60%)
また、体内にある水分は、細胞の内側にある細胞内液と、細胞の外側にある細胞外液の二つに分けられるのですが、
新生児は、約80%のうち、
細胞内液が約35%、
細胞外液が約45%で、
細胞と細胞の間にある水分や血液、リンパ液、胃や腸内の消化液などの細胞外液が、細胞内液よりも多い為、それだけ体外に出やすいこともわかっています。
夏の時期には、赤ちゃんの体重が増えないというご相談が増えます。
暑さのために、おっぱいやミルクを飲む量が、減ってしまったり、離乳食の量が減ってしまうことも考えられます。
ベビーマッサージを日常的に取り入れていると、赤ちゃんは、リラックスできて、安心してよく眠るようにもなり、それらが、消化器系を調えるサポートにも繋がって、母乳・ミルクの飲みがよくなったり、離乳食もしっかり食べてくれるようになったりするケースはよくあります🤲
最後に、
赤ちゃんのお世話に追われて、ママ・パパ、お世話をする人たちは、どうしても、ご自身のことは、後回しになりがちになります。
特に、マスクを着用している状態では、マスク内の湿度があがり、喉の渇きを感じづらくなって、脱水が進んでしまいやすくなるので、ご自身も、脱水症状にならないように、気をつけてくださいね😌
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